つくること・ ひびきあうこと・ かかわること
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彫刻制作と「表現のかたち」ワークショップ、児童福祉に関わる仕事をしています。
美術大学へは行っていませんが、幼い頃から好きだった“描いたり創ったり“のことを思い続ける中、1990
年に人体彫刻を学ぶ機会と出会い、日展と日彫会(日本彫刻会)という美術団体に所属して制作を続けました。日展では、特選を一度頂き、会友として現在も所属していま2004年に、体調を壊したことや、新しい出会いがあったことで、自分の中の優先順位が変わり、暫く出品は休んでおり学び途中のままですが、その頃の、厳しくも専門的な指導の下での制作が、現在の創作活動の大切な基礎となっています。現在は、主に土を焼成して小さな彫刻作品をつくっています。

2014年に、保育園年長クラスで粘土遊びワークショップをさせて頂く機会があり、その時の、発達に少し特性のある男の子との創作エピソードから、アートを介して子どもと関わることに強い関心を持つようになりました。
 そうして、子どもとの造形教室やワークショップを少しずつはじめる中で、
より専門的に子どもとの関わりや福祉のことを学びたいと思い、遅まきながら保育士資格を取得しました。
現在、公的な児童施設で様々な問題を抱える子ども達と関わる仕事もしています
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2021年、コロナ禍にあってひっそりと、自分の創作活動にアイノア創作室という名前をつけました。
アイノアとはフィンランド語で唯一のという意味です。
これまで、自分自身がたくさん救われてきた、「無心につくること」「素材とひびきあうこと」「アートを介して人とかかわること」を大切に思う創作の場です。

アイノア創作室 ギガタカコ
5.2023